本名か匿名か、顔出しか否か。

Essay


一昔前、ネットの匿名性について議論があった。
というのも、2chに代表されるような掲示板、Mixi等のSNSで匿名での誹謗中傷が多く、そのせいで自殺者まで出る事態になっていたから。
 
ネットの知識がない人、特に40代以上の人達は、それは本名を名乗らないからだとのたまう論調が多かった。
2chを開設したひろゆきさんに、システム上匿名で出来ないようにすることは出来ないかという有識者たる人たちのコメントはワイドショーで面白がられていた。
 
匿名は是か非か、今ではそんな話題全然出てこないのは時代の変化なのかな。
ネットで個人が特定出来るような写真や名前等は出さないように、という情報教育たるものを中学校の時受けた覚えがあるし、知らない人と実際に会うのは危険だからやめなさいという注意も非常に多かった。
確かに殺人事件や性犯罪(強姦、同意の上の未成年買春)がネットに端を発して行われ、ニュース沙汰になっていた。
 
日本人は和を重んじる、その場の空気を読み、摩擦のないコミュニケーションを大事にする国民性があった。
その裏では大量のストレスを抱え込み、その発散愚痴は自然とネットへと流れていくのは当たり前だったし、変な話、集団ができれば必ずいじめが発生するのは学校だけではなく会社でもそうだ。ただ、学校では本人がその環境を変えられる力を持っていないため、永遠に続くかのように感じてしまうかもしれない。
そこは匿名がどうかという問題ではなく、人間がいれば、好き嫌いが出てくるのは当然だ。
っていう暗い話を書きたいわけではなくて。
話を変えると、ネットで本名や顔を出すというメリットはなんだろう。
今の時代、ネットだとある程度整っていれば、顔や本名を出したもん勝ちな気がする。
それはYOUTUBEやツイキャス、インスタ、Tiktok等に代表される、通常だと芸能界に入れなかった人たちが、TVや雑誌といった分野以外で、コストも少なくアピール出来るチャンスが増えた。
匿名で顔を出さない形式、特にブログでは、情報発信について懐疑的になってしまう。そこに書き手の表情が生まれないから。
そこで、本名で顔を出せばどうだろう。
外見は見る側にとってとても重要だと思う。もちろん美女やイケメンであればそれだけで人は集まってくるだろうし、その人達がおすすめする化粧品なんかは信憑性がより高くなるはず。また、性格の良さそうな人は人の心を落ち着かせてくれるかもしれない。
近年の給与は中々上がらなくなっている上に、同じ給与だとしても手取りはここ15年間下がり続けている。
特に年収350万以下の層が増えている。若者の数は減って、高齢者が多くなっているのにも関わらずだ。
会社に頼った生き方だけだと必要最低限の生活は維持出来るが、手取りが減っている分生活水準は上がらない。
お金ではなく承認欲求を満たされることを重視するのは、そもそもお金自体が減っているので、お金を消費したことによって得られる経験が少なくなってきているからかもしれない。
また、会社や学校によるどうしても合わない人たちと一緒に過ごすより、ネット上でも価値観の合う友達、しかもそれが年齢や性別、住んでいる地域や学生や社会人といった立ち位置、国すらも越えて同じ時間を過ごす機会が得られる。
ネットで活動者が増えるのは当然のことかもしれない。
話が上手くまとまらないので延々と書いていたけど、要は
顔出し、本名による
メリット
・人が集まりやすい
・承認欲求が満たされる
・仕事に繋がる可能性も高い
デメリット
・周りにバレる。
・犯罪に巻き込まれるかも
・誹謗中傷の的になる
このバランスを見て、ネットとどう付き合うか考えていけばいいのかな。

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