留学27日目-実践活動1日目-
財経大学の実践活動1日目、朝7時半に留学生食堂前に集合して貸し切りのバスに乗り込み移動。
この時に気付いたのですが、中国語を勉強している私たち語言学生より本科生のほうが圧倒的に多かったです。
皆さん中国語がペラペラ。それに合わせて先生もバス内では喋るスピードが速い為もう何が何やら。
実践活動中はとにかく集合時間だけは聞き漏らさないように必死でした。時計を使って周りの人に確認を取ったり、不安になったらすぐに聞いたり。
ちなみにこの実践活動の目的地は青山沟という自然豊かな観光地です。
1日目はこの青山沟近くのホテルまでバスで移動するのですが、大連から国道を使い北東へ移動する際に、中国と北朝鮮を緑鴨江という川で挟んだ国境近くの街、丹東市を通ります。
この丹東市までたどり着くのにバスで4時間半ほどかかりました。
*緑鴨江にある中国と北朝鮮を繋ぐ「緑鴨大橋」
鴨緑江は日露戦争時代、日本陸軍が朝鮮半島から満州(中国側)へ侵攻する際に待ち伏せしていたロシア軍と戦った地でもあるそうです。9月30日に寮に帰ってから知ったので、もうちょっと早く知っていれば何も考えずに橋を見ることもなかったのですが…。
大連観光の際に一緒だったタイ人のmoliさんに写真撮ってあげると言われ撮ってもらいました。
この時向う側が北朝鮮だったなんて知らなかった間抜けな自分。
実は気付いたのはこの場所をバスで発って地図アプリを開いた時でした。
*国境沿いということで中国側は観光地になってます。
9月30日に知ったのですが、5月頃に日本人が北朝鮮との国境沿いで中国にスパイ容疑で逮捕されたとか。
遼寧省ってこの場所もその一部なんですよね。もしかしたらこの付近でだったのかもしれません。
*こんなお店もありました。中には朝鮮の綺麗な民族衣装を着た人がいました。
*緑鴨江前で取った昼食。なかなか美味しかったです。
この時周りの人は全員本科生で、自分一人だけ中国語が分からず頭は真っ白。
しかも3人はロシア語喋っているし。
でも皆さんとても優しくしてくれました。以後このグループでずっと食事を取りました。
昼食を取り終わり、バスでまた4時間程移動。移動ばっかりです。
*泊まるホテルに着きました。
中国語で「酒店」と書いて、比較的大きなホテルのことを指します。
ホテルは相部屋で、一緒に昼食を取ったモンゴル人のWeibo君に声をかけてもらって一緒の部屋に。
私は簡単な中国語とジェスチャーでしか意思疎通が出来なかったので、分からない部分は基本英語で喋ってもらいました。
なんと彼、モンゴル語、ロシア語、英語、中国語が喋れます。ロシア語は高校生の頃に習ったそうなのですが、授業中に先生とロシア語で喋る時間が多く、特に留学等もせずに喋れるようになったそうです。
日本の英語教育も試験でしか使えない×と○だけで判断するようなものではなくて、語学なのだからもっと意思疎通を図る実践を増やすべきなのではと思ったり。
ホテルに荷物を置き、周辺の探索へ
*川辺で水切りをする韓国人のFuan君とボリビア人のliu君。
男が川辺でする遊びなんてどこも一緒ですね。
*左がWeibo君、右がBiludaさん。
*皆で街を探索。20分後には何もないとホテルに戻りました。
*夜ごはん後、ホテルの外でキャンプファイヤー(?)
*お肉焼いたりビール飲んだり。
中国に来て初めて青島ビールを飲んだのですが度数もきつくなくて美味しかったです。
どうも私はお酒が弱いので、日本の濃い目のビールより海外の軽めのビールのほうが合います。
*特設のカラオケを大音量で。とにかく派手に騒いでました。
ロシア人は音楽に合わせてダンスを踊ったり、中国人の先生もノリノリで歌ったり。
韓国人のFuan君も歌ったのですが、本当に美声。周りの歓声が凄かったです。
楽しい場に居合わせられたのですが、言語の壁が今はかなりあり、こちらから上手くコミュニケーションは取れませんでした。
自己紹介して終わり、みたいな。言いたいこと、伝えたい事がある、けれど言えない。英語も極力使いたくない。片言で喋っても向う側の返答が分からない。このもどかしさ。
いずれ中国語で彼らと対等に喋れればなぁと思います。
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