留学49日目-結婚とか-

大連留学


JUGEMテーマ:中国語

同じクラスの人は大体が20代前半の学生なのですが、3人程すでに結婚しておりお子さんがいます。
学生なのに結婚していて子供までいるのかと驚いたのですが、私が子供の頃は20代後半なんて立派に仕事をやり、結婚していて子供もいるのかなぁなんて将来の自分を想像していました。
でも現実は結婚をしていなければ働いてもいなくて、せっせと仕事していた時の貯金と少ないながらも株で増やしたお金を使って、変わる保証もないのに何かを変えたい一心で中国に留学なんてしています。
中国では一人っ子政策なんてものもしていた時期もあり、晩婚晩育を推奨していると中国人学生に聞きました。
でも、ご存知の通り日本はそんなもの推奨もしていなければ逆に高齢化、少子化対策をしなければと叫んでます。
東京辺りに住んでいる知人で結婚している男性を自分はほぼ知りません。周りの女性も多くが結婚していない。
でも、男性は本当は9割方可能であれば結婚したいんだとか。
この可能であればというのは、仕事と金銭的な問題、パートナーの問題を解決出来たらという意味で、将来に不安を持っている状態で結婚なんて出来るのかと、今の状態を維持するだけで精一杯で中々結婚出来ないんじゃないかと思います。
ある程度の生活環境を維持、向上しながら子供が多く生まれることが出来る国が成長している過程の国で、日本はその生活環境の水準が高過ぎて、将来の不安も大きく、給料も普通に仕事をしていたら思うように上がらず、正に後退している最中なのではないかと。今既に平均年収は大きく下がっているのに、20年後の未来なんてもっと下がっているかもしれない。
私は親にしてもらったことを、同じように自分の子供にもしてあげられる気がしません。
先日理工大学に向かうバス停で中国人のおじいさんに中国語で話しかけられ、許暢さんに訳してもらい「日本の発展はどうですか?」と聞かれました。
「很好」と答えましたが、どうもこれ以上日本がどう発展するのか想像出来ません。
上手く言葉に伝えられないしただ言葉遊びをしていただけかもしれませんが、将来は必ず良くなるという心持ちを持つ国の人たちが、時折凄く羨ましくなる時があるんです。
そういう人たちに刺激を貰えることも、中国に来て良かったと思えます。
 


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