海と珈琲

Essay

夜、窓から入る外の光がやけに目に付いて、眠れない。
カーテンを閉めても眩しいものは眩しいし、街灯も必要以上に多い気がする。
そういえばずいぶん長い間土を踏みしめていない。

安全で、安心なんだけれど、だけどなんだが物足りない。
緊張感がない、ドキドキしない、ワクワクがない。

ず~っとただ同じ場所を歩いてる気がする。

やっぱり夜は暗くなきゃ。黒く深く。
どうせ見えるなら、満天の星空が良いな。
海の波音を聞きながら、珈琲でも飲もう。

そして今日も陽が昇るよ。


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